今回は、「若手リーダーを育てたい」というご要望をお持ちの企業様にぜひ導入を検討いただきたい「３ヶ月で　“貴社の求める”　若手リーダーを育成するプログラム」のご紹介です。

2日間の座学の後、プロジェクトで、経営課題の解決策を３ヶ月で策定していただくプログラムです。昨年、ある企業様からのご依頼で初めてご提供したところ、正直こちらも驚くほどの結果が出ました。（前回の詳細レポートはこちらhttps://futureme-hrd.com/works/392/）

３ヶ月で結果を出すこのプログラムのポイントは、以下の6つです。

• 最終的なゴールをカスタマイズし、貴社に相応しいリーダーを育成できる
• 心理的安全性が確保され、受講者は臆することなくアウトプットできるようになる
• 選抜された優秀なメンバーに揉まれ、適度な競争の中で積極性を強化できる
• リーダーに必須の、的確な自己認識と他者との効果的な関わり方をツールを使って多角的に徹底習得
• 現在進行形の経営課題をプロジェクトテーマに設定するダイナミズム
• 経営層の視座をリアルに体感する役員との対話とプレゼンテーション

初年度の昨年は「３ヶ月という短期間で、どの程度リーダーシップが身につくのか？」と正直、不安もおありだったと思います。しかし、参加者の変化がすごかった。言われたことには素晴らしい成果を出すものの、自分から発信したり、率先して何かをしたりすることが苦手だった人が、積極的に発言し、周囲を巻き込み、堂々と説得力あるプレゼンテーションをする。そんな人が何人も生まれました。また、プロジェクトを終える頃には、参加者全体に強固な仲間意識と愛社精神が芽生えていました。そして、最終プレゼンテーションでは、４チーム中２チームが「ぜひ採用したい」との経営層からの高評価をいただきました。

この企業様から「ぜひ今年も」とご依頼を受け、今回もリアルな経営テーマを取り上げ、経営層の方々と一緒に作り上げましたが、今回もかなり期待してくださっていることの現れだと感じています。

今回も選抜で、13人を対象に実施。2日間の座学を終了した時点でのご報告です。

• 研修全体の満足度：4.6　（5点満点）
• 講師に対する満足度：4.7　（5点満点）

プログラムのゴールは、前回同様、この企業様がリーダーに求める戦略策定力、率先垂範力、巻き込み力の3つを強化すること。そして、プロジェクトのテーマは、エンゲージメント、インターナルブランディング、ジェンダー平等など、今注目されているESGのテーマ。　将来を担う若手リーダーのフレッシュな視点で、解決策を提案してほしいという経営層からの希望でした。

最初の2日間の座学で行ったことは、大きく分けて2つです。

まず、どんなリーダーにも必須の、的確な自己認識と他者との効果的な関わり方。これはリーダーとしてビジョンをつくり、言語化して、周りを巻き込むためのベースになるもの。複数の多面評価ツールや職場からのフィードバックによって、自己認識を深め、他者と協働し、結果を出すには、どんな場面でどのように行動すれば効果的なのかを具体的に考え、アクションプランに落とし込みました。

• DiSCの満足度：4.8　（5点満点）
• 上司・同僚からのメッセージ：4.5　（5点満点）
• ストレングスファインダー：4.5　（5点満点）

＜受講者の声＞

• 自分の特性について他者からの意見を聞き、強みと弱みを客観的に認識できました。
• 今までは感覚的にやっていたが、相手のタイプや考え方の傾向を知って接することを学び、より良い関係を築くための武器になると思いました。
• 目先の仕事にばかり目がいっていたが、その先にあるものを意識することで自分の仕事の意味を見出せることに気づいた。
• タイプ別に重要視していることがわかり、感情的にならずに、客観的に相手を見ることを学びました。

次に、課題に取り組むために必要な視点と、分析や解決の型を学ぶ経営戦略。今回プロジェクトで取り組む課題に近い「企業文化は業績にどんな影響を及ぼすか」、「その企業にとって”ありたい企業文化”を作るにはどうすればよいのか」など、ケーススタディを使って実践的に学びました。その後、どのようにプロジェクトを進めればよいかをチームで話し合いました。現実の経営課題についての解決策提案がゴールなので、発表会では経営陣から率直な（厳しい？）コメントがあるでしょうが、経営層との視座・視野のギャップを感じるよい機会となるはずです。ぜひ次回のレポートも楽しみにお待ちください。

今回、2日間の座学全体を通して、参加者からこんな感想をいただきました。

• 参加者がお互いに「当社にもこんなに優秀な人材がいる」と刺激を受け、異なる考えを共有できたことは、参加者個人にとっても、会社にとっても、大きな財産になったのではないかと思う。
• 様々な事を具体的かつ前向きに考えることができる機会となり、非常に良い経験ができた。
• 自分とは違う考え方を知る事できたのは大きかった。 普段、接点のない方々と話せたことで、自分の視野を広げることができた。
• 次期リーダーとなれるよう、様々なタイプの人を理解したうえで業務を行いたい。
• 社会人になって以来、最も素敵な機会をいただけたと感じています。
• とても成長に繋がる研修でした。このような機会を頂きありがとうございました。

こうした声をいただき、この研修をもっと多くの企業様にご提供したいという思いが膨らんでおります。

貴社の将来を担う若手リーダーに身につけてほしい力はどのようなものでしょうか？　また、若手に新たな切り口で考えてほしい経営課題はありませんか？　そして、貴社の有望な若手人材が３ヶ月でどう変化するかを想像してみてください。

ぜひこんな研修をうちでもやってみたい！と思われた企業の皆様、お問い合わせをお待ちしております。