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実績紹介

3か月で結果が出る「次世代リーダー育成プログラム」

3か月で結果が出る「次世代リーダー育成プログラム」の設計時に、主管部門の経営企画部の方と設定した目標は、この会社の次世代リーダーに必須の3つの力を大きく向上させるということでした。

クライアント企業様の次世代リーダーに必要な3つの力:

・戦略策定力

・率先垂範力

・巻き込み力

そのためにまず、定義を固めました。「戦略策定力」は、経営課題に対する解決策を描けるようになること、「巻き込み力」は、社内外の人に聞き、助言をもらい、協力を仰ぐこと。そして、そのための「率先垂範力」は、自ら考えて動き、解決策を作って意見を聞き、そのプロセスを周囲と共有していくこと、といった具合です。具体的にわかりやすい記述にすることで、到達できたかどうかのイメージが共有できます。

その上で、経営層、直属上司に説明を行い、適切な人材を選抜してもらうとともに、プログラム期間中、どのように支援していただきたいかを伝えました。また、その課題・テーマのオーナーや、DXの助言をくださる方々に対しても、プログラムの全体像や担って頂きたい役割を伝えたうえで開始したので、スムーズにスタートすることができました。

最初の2日間は、下記のような内容をワークショップ形式で行いました。コロナのためオンラインではあったものの、大変満足度の高いものとなりました。(記事詳細はこちらをご参照ください https://futureme-hrd.com/works/354/

【ワークショップの主な内容】

・自他の理解と協働関係の構築

・戦略の考え方(ケーススタディ)

・経営課題解決プロジェクト(導入)

・行動計画の作成と共有

そして、その後3か月のプロジェクトは、このような形で進めました。まず、経営層から「この分野のこんな課題を解決してほしい」という方向性を示していただき、それに対して4人一組のグループで、調査やヒヤリングから得た現場感のある問題意識に基づいて課題を絞り込み、解決策を立案し、経営層に向けて提案内容を発表するというものです。

【プロジェクト】

①経営層からテーマの提示 ➡ ②グループで課題の設定 ➡ ③解決策の立案 ➡ ④経営層への提案

途中、2回の中間発表と1回の書面レビューがありますが、アドバイザーや経営層からの厳しい指摘にショックをうける場面もあり、自分たちが「よし!」と思った内容でも、まだまだ穴がたくさんあり、視野を広げ、経営目線をもって取り組まないといけないと痛感…。こういう率直な対話がメンバーの成長に欠かせません。

そして、こうした辛い経験を乗り越えられるのも、グループメンバー間の協力・結束があってこそ。打たれて落ち込んでも、メンバーからの励ましや協力を得て、何度もトライし、壁を越えていく姿があちこちで見られました。

こうした結果、プログラム全体でどんな変化が起きたのでしょうか?

  • プログラムに参加して意識の変化があった 100%
  • プログラムに満足 88%
  • 講師に満足 88%

では具体的に、どんな「意識の変化」があったのでしょうか?

率先垂範、巻き込み力、多様な視点: 

  • 「積極性」「率先垂範力」が格段に上がったと感じています。
  • チームで協力することの重要性、メンバーの巻き込み力。困難をチームで乗り越える経験から粘り強さが身についた。
  • 組織を動かすためにはやはり人を巻き込む力が重要であると感じました。
  • 自身の弱みを改善する意識が高まった
  • 何事もポジティブに捉え、他の視点からも考えるようになった

スキルが身についた

  • 自社で取り組まなければいけない経営課題の認識が深まった。
  • 今よりも上の立ち位置で考えようとする意識が強くなった(経営視点)。
  • 異なるスタイルの人との関係構築について学んだ事で、相手のスタイルを考えた最善のアプローチが何かを意識するようになった。

連携の意識

  • 他部門との連携への興味が増した。

また今後どのように活用していきたいか、については、

自己スキル強化:

  • 日々の業務でリーダーシップを発揮できるようにする。
  • 人を巻き込むために日頃からコミュニケーションを意識し業務に取り組む。
  • 自己変革のきっかけを得たので、上司と共有し、自らの成長につなげたい。
  • リーダーとしてどのように部署をまとめ、良い組織にしていくのか、など学んだ多くのことを応用していきたい。

職場・会社への貢献

  • 今担当している業務を通じて、数年前から個の力で出来る事の限界を感じていましたが、これからは、周りを巻き込みながら研修で学んだ知識をチームへも浸透(横展)させ、組織としてより強く戦えるよう目指していきます。
  • 自部門の問題点を深堀りし、周りを巻き込み、チーム力で改善していきたい
  • 部門メンバーの強みを理解し、業務を円滑に進められるようにチームで協力していきたい
  • ステークホルダーの多い大型商談や、新ビジネス創出などのハードルの高い目標に対する姿勢を実践していきたい。
  • 担当業務だけでなく、会社運営に貢献できるように今後は意識と行動の改革を実践していく。

人脈:

  • 本プログラムを通じて培った人脈を通じた業務への活用(巻き込み力)。

このように、実際の経営課題への挑戦を通して、戦略策定がどんなものか身に染みてわかるとともに、グループワークで困難を乗り越えた体験から、職場でもリーダーシップを発揮し、周囲を巻き込んで解決していこうという強い意識が芽生えたことから、当初目標としていた「戦略策定力」「率先垂範力」「巻き込み力」の養成が達成され、これらの力が社内に広がりつつあることを実感しました。

最終発表を聞いた経営層からも、「提案内容が素晴らしく、実際にやってみたいものがあった」(あるプロジェクトはその場で「やりましょう」と社長のお墨付きをいただきました!)、「開始時に比べ、メンバーが修羅場を超えて逞しくなった」「この流れを若手層や上司層にも広げていきたい」といった声をいただきました。

また、メンバーからは、「3か月という期間は、最初、短すぎると思いましたが、逆に集中して取り組めてよかったです」とのコメントもあり、本人や環境を整える準備をすれば、3か月でも十分変化は起こせることを再確認できました。

ご相談は…

「社内のリーダー人材を活性化し、社内の課題解決や価値創出につなげていきたい」「短期間で参加者の劇的な変化を見たい」「会社への貢献意識を高めたい」とお考えの皆様、ぜひ当社へお問い合わせください。

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